eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は日本を含む全世界に投資ができる投資信託

2021年5月16日

こんにちは、いなかのです。


よく日本を除く先進国や、日本を除く先進国、新興国に投資ができるETF・投資信託というのは目にするので、


今回は、日本を含む先進国と新興国両方に投資ができる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という投資信託について見ていきたいと思います。




eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)について

基本データ

委託会社:三菱UFJ国際投信
商品名:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
ベンチマーク:MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース
信託報酬:0.1144%以内
購入時手数料:なし
信託財産留保額:なし
解約手数料:なし
純資産:1678憶円
基準価額:14,534円(21/5/13)
設定日:2018/10/31

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動した成果を目指す投資信託になります。


この指数は、対象は先進国24か国、新興国(エマージング)21か国、フロンティア国25か国の約70か国となっており、これ一つで全世界の小型株を除く株式の各国市場の時価総額上位約85%に投資することができます。



構成としては6割が米国になり、残りの比率の内6~8%ほどが日本株で構成されています。



※投資の世界において「フロンティア」とは、新興国市場よりも小さい株式市場が未熟な国々の事を指します。



対象国別比率

出所:SBI証券 三菱UFJ国際-eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー)目論見書

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のベンチマークであるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスの国別構成比率は、先進国株式市場が8割超で新興国市場が1割ちょっとといった比率です。


このベンチマークは1000近くの銘柄で構成されていますが、その実態としてはほとんどが先進国市場ということですね。


元々新興国市場は先進国市場に比べ閉鎖的でもあるので仕方はないです。


また、米国市場を中心に構成されているのもミソです。




構成銘柄上位10社

出所:目論見書 2020/10

投資信託の目論見書なので構成比率が最新状態になっていない点は目をつぶるとして、大きく変動はしていないので貼っておきます。


先程述べた通り1000近い銘柄で構成されているので上位10社でも1%未満の保有比率になっているものもあります。



また、米国株式市場6割ほどで構成されていますがしっかりと中国のアリババのような時価総額の大きい成長力のある企業も保有出来ることが良い点ですね。






最後に

私は、たわらノーロード先進国株式とたわらノーロード新興国株式でオリジナル全世界株式投資ポートフォリオとして運用しているのですが、それには日本株式は入ってないんですよね。


idecoで選んでいる投資信託で唯一日本株式を選んでいると言えばいるのですが、投資金額が微弱なもので・・・。


世界のアップルの次に利益を出したのがソフトバンクですか、マイクロソフト等も抜いてしまい驚かされますね。
1800円時代に株を購入された方は凄いですね。



今回の「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」はこれ一つで名称通り「全世界の株式に投資(日本も入れる)」ができる投資信託です。



ポートフォリオのコアになり得る投資信託ですので、0.1%ほどの信託報酬率ですがまだコア部分が決まっていない方は一度見てみてください。




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