【VOO】投資家から絶大な人気を誇るS&P500連動米国の代表的ETF
こんにちは、いなかのです。
気温も夏に向けてどんどん高くなっており、夏場のマスク焼けを
気にしてしまう今日この頃です。
マスク有の夏服の装いはどのようなものにしようか・・・。
さて、今回はですね、米国ETF「VOO」について書いていきます。
初めて投資をする人も、これからどこに投資しようか悩んでいる方もおススメの投資先になると思います。
ふと思ったんです。市場の動向に囚われないために積立投資するなら、
S&P500指数連動のVOOでいいのでは?と。
ということで過去記事「SBI・バンガード・S&P500」でVOOについて触れていますが
一からこのバンガード社が運用しているVOOについて紹介していきます。
VOOとは?
VOOは、バンガード社が運用しており正式名称はバンガード・S&P500ETFです。
運用会社:バンガード社
連動指数:S&P500
経費率:0.03%
配当月:4半期毎(3月、6月、9月、12月)
分配金利回り:1.74%
純資産:1340億ドル
設定日:2010/09/09
VOOが連動を目指すS&P500とは?
S&P500は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス社が選定しており、500銘柄主要上場市場が米国の取引所(ニューヨーク証券取引所、NSDAQ等)の米国企業で、流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。
4半期ごとにリバランスを行っており500銘柄は業績、将来の成長性を大きく期待されている企業の中からセクターのバランスを加味して選出されています。
NYダウ指数とNASDAQ100指数との簡単な違い↓
構成数:500
S&P500は“時価総額”であるため、時価総額の大きな銘柄(大型株)の動きに大きく影響。
構成数:工業株30
ダウ平均は“株価の平均値”であるため、株価の高い銘柄の動きに大きく影響されます。また、銘柄数が絞られているため、個別銘柄の影響を受けやすいという特徴あり。
構成銘柄:100(非金融)
NASDAQ市場に上場されている銘柄の時価総額上位100銘柄で構成。、金融株除外。
IT関連企業割合大きく、IT関連企業の業績変動が激しいことから、NYダウやS&P500指数に比べ、値動きが激しくなる傾向あり。
VOOセクター
こちらはVOOの構成セクターの割合です。
この割合が米国市場の大型株企業の割合になるということですね。
VOO構成銘柄上位10社
こちらがVOOの構成銘柄上位10社になります。
今をときめくGAFAMが上位に組み込まれています。
GAFAMとは私達誰もが知っている、
・グーグル
・アップル
・フェイスブック
・アマゾン
・マイクロソフト
になります。
GAFAMの企業自体の成長性
コロナショック後のIT・通信技術の成長性より
今後もGAFAMは米国株式投資家から絶大な人気を誇ると思われます。
GAFAMだけで、世界時価総額2位~6位を占めています。
ちなみに一位はサウジアラビアのサウジアラムコ、7位は中国のアリババです。
VOO株価の動き
こちらは、VOO設定日からの株価の推移になります。
コロナショック以前までは、1株300ドル前後で取引されており
現在は1株270ドル前後になっています。
VOOはリーマンショックを体験していませんので、
今回のコロナショックで大暴落を経験したことになります。
(幾度となく起こったサーキットブレーカーが懐かしい・・・)
IT・通信やヘルスケアなどへの期待により比較的早くに株価は回復の兆しへ向かいましたね。
次からは、「VTI」という米国市場の小型株~大型株まで投資するETFと
1993年より運用が始まったS&P500ETF「SPY」と株価推移等
比較していきます。
1枚目は、VOOとVTIの比較
2名目は、VOOとSPYの比較になります。
VOOとVTIではVOOの方が下落率を抑えられていますね。(誤差の範囲ですが)
流石S&P500連動ETFです、VOOもSPYもほぼ同じ動きしていますね。
VTIは大型株だけじゃない米国市場全体に投資したいんだ!
という投資家に勧められるETFになってます。
経費率を0.03%に抑え保有銘柄数は驚異の3500超えです。
S&P500指数連動ETFといえば「SPY」
1993年からステートストリート社が運用を始めました。
経費率は0.09%とVOOに比べると高いですが最も歴史のあるETFであり
純資産も2627億ドルと圧倒的な資産力です。
VOOとVTI、SPYのトータルリターン比較
こちらは、5年間のトータルリターンです。
5年という短いスパンですと、大型株比率の高いVOO、SPYの方が
パフォーマンスが良いです。
10年のトータルリターンでみると、もはや誤差の範囲になってます。
ここまで似通ってくると後は経費率の重要性も出てきますね。
VOO、VTIとSPYの配当利回り比較
VOOとVTI比較
VOOとVTIの5年間の配当利回りになります。
どちらも連続増配しています。
2020年のQ2が0円になっているのはまだ配当されていないからです。
無配という意味ではございません。
VOOとSPY配当利回り
2020年のQ2が0円になっているのはまだ配当されていないからです。
無配という意味ではございません。
まとめ
VOOは、経費率0.03%と米国ETFの中でも最安の経費率で
米国の代表的株価指数S&P500に投資することが出来るETFです。
TVでよく取り上げられるのNYダウかもしれませんが、
S&P500は特別珍しい指数ではありませんし、これからも米国市場がどんどん成長していく
と考えている方には非常に良いETFだと思います。
あの伝説の投資家ウェーレン・バフェット氏が「10%の現金で米国短期債を買い、残る90%の現金でS&P500に連動する非常に低コストのインデックスファンドを買う」のが良いというほどです。
まぁ、どんだけ有名な方が進めても投資は自己責任なので自分で考え納得して投資するのが
前提になってきますが・・・。
S&P500指数連動の銘柄は投資を始めてする方にもおススメなのですが、
記事中で紹介しているVOOやSPYは米国ETFですので、
為替や、リアルタイム取引になっており初めてする方には抵抗があるかもしれません。
そこで私個人的にですが、VOOに連動する投資成果(というかVOOを買い付けてる)を目指す
投資信託がありますのでそちらに投資をすると良いかと思います。
それが、「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)」です。
運用開始が始まったのは2019/09ですが絶大な人気を誇り、1年たたずに34,828百万円の純資産に膨れ上がっています。
信託報酬は0.0938%と本家VOOに比べると少々コストが高くつきますが
為替、株価の値動きを気にすることなく投資が出来るのは大きいと思います。
また、本家VOOですと現在1株270ドル前後ですのでドル円108レートで計算すると
1株22,356円からしか取引出来ないのに対し、
投資信託であれば自分の好きな金額(最低100円から)で取引が出来ます。
少しずつ銀行などでこのSBI・バンガード・S&P500の取り扱いが始まっていますが
少しでもコストを抑えようと思うとやはりネット証券の利用が必須です。
今のところネット証券ではSBI証券のみの取り扱いになっています。
SBI証券であれば本家VOOの買付手数料が実質無料+毎月自動定期購入も可能なので
自分の投資スタイルに合わせて、ETFのVOOにするか投資信託のSBI・バンガード・S&P500にするか
選びましょう。
コツコツと毎月投資を積み上げていき最終的に大きな資産を築けて行けたらと思います。
さて、月曜日は給料日!
少しは憂鬱な月曜日を晴れやかに過ごせそうです!
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