SBI・バンガード・S&P500の毎月積立に追加

2020年10月20日

毎月の積立銘柄を1つ増やそうと思っていたので、前から気になっていた投資信託「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・バンガード・S&P500)」の購入を決定しました。

始めるのに丁度いい価格になっていたので先ずは1万円分だけ購入し、来月から自動定期購入設定をかけました。

今回はこのSBI・バンガード・S&P500について書いていこうと思います。


SBI・バンガード・S&P500とは?

「主としてETF(上場投資信託証券)に投資し、米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざす。」とファンドの特色欄に書いてあります。

これはSBI・バンガード・S&P500インデックス・マザーファンドを通じて米国投信会社バンガード社のETF(VOO)を買い付ける投資信託ということです。

バンガード社は米国で運用資産額第二位の実績を誇る企業です。

それなら直接米国ETFのVOOを購入しては?という話になるのですが、米国ETFを購入しようとすると売買手数料や為替リスクが発生してしまいます。



しかし、このSBI・バンガード・S&P500を通せば、買付手数料・解約手数料どちらも無料で、信託報酬率(運用管理費)年0.0938%程度の費用だけでややこしいリスクを考えることなく実質VOOの運用ができるということです。

ファンドの概要

2020/04/10 現在
設定日: 2019/09/26
純資産:純資産:27,071百万円
決算日:9月14日
買付手数料:無料(ノーロード)
信託報酬:0.0938%程度
信託財産留保額:なし
解約手数料:なし



SBI・バンガード・S&P500に投資すると良い3つのポイント!!

このSBI・バンガード・S&P500のポイントを3つ紹介します。

1.米国の代表的株価指数S&P500に連動するVOOに投資出来る

2.日本投資信託の中でも超低コスト

3.SBI証券の投信マイレージサービスの対象

1.米国の代表的株価指数S&P500に連動するVOOに投資出来る!

まずS&P500とは、 米国株式市場の動向を示す代表的株価指数のこと

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス・エル・エル・シーによって算出される、時価総額をベースにした指数です。


工業株400種、運輸株20種、公共株40種、金融株40種の各指数で構成されていて、採用銘柄は約40業種に及んでいます。ニューヨーク市場の時価総額の約75%をカバーしています。

出所:グーグルファイナンス  S&P500チャート

このS&P500指数のパフォーマンスへの連動を目指すVOOを買いつけることが出来ます。



出所:グーグルファイナンス  米国ETF(VOO)チャート

S&P500とVOOのチャート見て頂くと分かると思いますが、コロナショックが起きるまでは右肩上がりで成長しています。


非常に流動性に富み、実績のあるETFであり長期投資に向いているETFです。

VOOの概要

保有銘柄数:500
経費率:0.03%
セクター:テクノロジー
     ヘルスケア
     金融
     コミュニケーション
     一般消費財
配当利回り:1.97%


2.日本投資信託の中でも超低コスト

SBI・バンガード・S&P500は信託報酬0.0938%程度で運用ができます。

SBI・バンガード・S&P500のライバル投資信託と比較してもかなり差をつけています。

・SBI・バンガード・S&P500:0.0938%

・eMAXIS Slim米国株式:0.0968%

eMAXIS Slim米国株式の信託報酬とは微々たる差ですがコストでいえばSBI・バンガード・S&P500は最安ですね。

ここまで差がないとどれを選んでもよいのですが、名前の通りSBI・バンガード・S&P500はSBI証券でしか買えない点には気を付けてください。




SBI・バンガード・S&P500のデメリット

一方でSBI・バンガード・S&P500のデメリットというと以下の2点になります。

1.本家のVOOより維持費用が高い

2.SBI証券でしか購入できない

1.本家のVOOより維持費用が高い

SBI・バンガード・S&P500の信託報酬0.0938%に対し、本家VOOは年率0.03%とはるかに維持費用を下回ります。

運用会社を経由すればするほど運用経費が乗るため、SBI・バンガード・S&P500の維持コストが高くなっているということです。

信託報酬は毎年継続的にかかるため運用期間が長くなればなるほど不利になります。

さらに、2020/1/2よりSBI証券では、米国ETF(9銘柄)買付手数料無料サービスが実施され、その中にVOOが含まれているため、VOOの購入手数料がかからなくなりました。

よって、本家のVOOに比べるとどうしてもパフォーマンスに差が生じてきてしまいます。

2.SBI証券でしか購入できない

2つ目のデメリットはSBI証券でしか購入ができない点です。

たとえば、楽天証券でしか投資を行っていない人がSBI・バンガード・S&P500に投資しようと思ったらわざわざSBI証券で口座を開設しないといけません。

楽天証券には同じタイプの楽天・バンガード・ファンド(全米株式) 、 eMAXIS Slim米国株式 が購入できるため、SBI・バンガード・S&P500のためだけに口座開設まで至らないかと思います。


ただ、これを機にSBI証券の口座を開設してもいいかもしれませんね。SBI証券でしか授受できないサービスも多々ありますので。(個人的に米国ETFの定期購入設定は非常に便利です。)


まとめ

SBI・バンガード・S&P500は手軽に低コストで米国株式投資できるだけでなく、分配金を自動的に再投資できるため本家VOOに比べ手間がかかりません。


ファンド価格も運用開始日 2019/09/26 に10,000円からスタートし2020/02/21に最高値11,824円をつけた後、現在9,499円と始めるのに丁度いい価格になっていると思います。


長期投資に非常に適している投資信託だと思いますので、

私は数年はこちらの投資信託に投資をしていこうと思います。