QQQより高パフォーマンス!?ハイテクセクターETF:VGTとは。
こんにちは、いなかのです!
前々からブログの色味等の細かい部分に違和感があったのでカスタマイズをしました。
特にサイトタイトル部分を大きく変更しました。
自分の納得のいくようにカスタマイズできたので大いに満足しております。
さて今回ですが、コロナショックもなんのその影響を感じさせないパフォーマンスを見せてくれる米国ハイテクセクターETFのQQQが今注目を浴びていますが、
QQQより経費率が低くさらに高パフォーマンスなハイテクセクターETFがありますので紹介していけたらと思います。
VGT:ハイテク(情報技術)セクターETFとは?
VGTは、米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株を網羅するMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスに連動したパフォーマンス目指すETFです。
世界二位の資産運用会社であるバンガード社が提供しています。
情報セクターは、コンピューターやインターネットに関連した事業を展開する企業を集めたセクターのことです。
有名なAppleやMicrosoftなどが含まれ、米国株式市場において最大の割合を占めるセクターです。
GoogleやFacebookは昨年に通信サービスセクターに移ったためVGTには含まれていません。
ここはQQQとの違いの1つですね。
VGTの基本情報(QQQと比較)
運用会社:バンガード社
インデックス:MSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックス
資産総額:278億ドル
配当利回り:1.34%
経費率:0.10%
設定日:2004/01/30
運用会社:インベスコ・パワーシェアーズ
インデックス:NASDAQ100指数
資産総額:1020億ドル
配当利回り:0.65%
経費率:0.20%
設定日:1999/03/10
VGTとQQQ構成銘柄
先ほども述べたようにグーグルやフェイスブックは通信サービスセクターに移ったためVGTには昨年から含まれていません。
VGTはマイクロソフトとアップルだけで構成銘柄の4割を占めています。
QQQにはGAFAやネットフリックスが含まれています。(GAFAとは、グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)。
また、NASDAQ100は金融銘柄を除かれるため、VGTのようなビザやマスターカードのような銘柄は含まれていません。
VGTとQQQ過去5年と10年のトータルリターン
こちらはVGTとQQQの過去5年のトータルリターンです。
VGTの方がQQQよりも成績が良いみたいです。
直近にてマイクロソフトやアップルの伸びが良く保有比率の高いVGTに軍配が上がったようです。
こちらは過去10年のトータルリターンになります。
先ほどの過去5年より期間を延ばしていくとQQQの方が良い成績となりました。
直近5年間のパフォーマンス
やはり直近五年間はVGTの方がパフォーマンスが良いです。
コロナショックの影響がある2020年を見ると、VGTの方が下落率が大きいです。
VGTは組入銘柄329数と多いのですが、上位銘柄の比率が大きいためQQQの方が分散が効いていたのかもしれません。
まとめ
・経費率は0.10%
・マイクロソフト・アップルに偏っている
・直近リターンはQQQより良い
・経費率は0.20%
・GAFAが含まれ比率バランスが良い
・長期リターンならVGTより良い
どちらもキャピタルゲインを目指すETFになります。
情報技術セクターは今後も伸びていく可能性が非常に高いですが、
ビジネスモデルが頻繁に変わっていくため個別株で保有するには少々怖い面があります。
そのため、情報技術セクターに広く投資をするという意味では非常に良いETFです。
直近のパフォーマンスの良さで判断するとVGTになりますが、
長期的かつ分散といった面でみるとQQQの方がよいかもしれません。
VGTとQQQ両方に投資するのであれば、
QQQは世界最大企業群であるGAFAが満遍なく含まれているためQQQの比率を大きくしてもいいかもしれません。
通常、米国ETFは上場しており為替や取引価格によって購入金額がリアルタイムで変動しています。
そのため個人で買い注文を出して購入するという煩わしさがあるのですが、
SBI証券であれば投資信託のように毎月購入して欲しい日に自動で購入してくれる設定をかけることができます。
このシステムは現状SBI証券だけしかありません。
一度設定してしまえば後は何もしなくてもいいので非常に便利ですので
是非活用してみてくださいね。
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