サラリーマン投資家が株式市場で今後取るべき行動

2020年10月20日

こんにちは、いなかのです。
ついに日本のどの県でも一日のコロナ発症者数が一桁になりました。
少しでも早い収束を祈るばかりです。
そんな中コロナショックによって割安感が出ている株価市場。
以前にも増して投資に関する情報が行き来するようになりました。

まだ投資を始めて2年の私が投資家という言葉を使うのはおこがましいですが、
サラリーマン投資家として気を付けておきたいことを書きます。

1.生活防衛資金の確認

生活防衛資金とは、職を失ったり病気やケガによって働けなり一時的に収入が無くなった時でも
数か月分生活していける資金のことを言います。
つまり、自分が生きていくための最低限のお金ということですね。

そのため、余程の事が無い限りはこの生活防衛資金には手を出してはいけません。

また、生活防衛資金は自分の家庭環境に合った金額を最低三か月分貯めるといいとされています。
その理由は、三か月もあれば投資信託・ETFや上場株式、保険などの金融商品を売却でき手元に資金を持ってこれるからです。

コロナショックによって株式市場は割安になっています。
今投資をすればキャピタルゲインを大きく見込める可能性があり、
ついつい自分の許容を超えた投資をしてしまいがちです。

ですから再度生活防衛資金が十分に貯まっているか、生活防衛資金を投資に回していない確認したいところです。

私の場合、まだ独身ですので生活防衛資金を預金で50万と決めています。
更に大きく見るなら、つみたてNISAでためている分(現在35万投資の▲4万)もあるので合算で
80万ほどの生活防衛資金があります。これが合算で100万になってくれればより安心できます。

投資信託を生活防衛資金にいれているのは、投資信託なら約1週間以内で現金化出来るため
預金の流動性とさほど変わらないと見ているためです。


落ちついて長期投資をするためにも生活防衛資金の確保に専念したいですね。

2番底という情報に踊らされない

ここ最近2番底という言葉をよく聞くようになりましたね。
リーマンショック時に、一度底を打ち好転したかと思いきや再度株価が下落して底を打った
ということがあったそうです。

現状、コロナウイルスが少し落ち着き比較的早く経済が回復すると思われている反面
今後実体経済の悪化や業績の下方修正により再び下落トレンドになると考えられ
2番底が来るのでは?と投資家たちは予想を立てているわけですね。

あくまで過去のデータなので2番底が本当に来るかどうかなど誰にも分からないことです。
2番底が来ると楽観・悲観的になる必要はなくこういう時こそ積立投資を地道に
積み上げていきたいものです。

一括投資は避ける

情報に踊らされないとは言いましたが、出来れば割安の内に仕込み(投資する)たいですし、2番底のリスクも避けていきたいところです。

個人的な考えになりますが、どうしても今欲しい銘柄があれば一度に投資はせずに数日や週間ごとに分けてみましょう。

購入したい銘柄を、一回目は一括投資する予定の金額の50%を、数日後に30%を、さらに数日後に20%を、といったように購入してリスク分散をしていくのも手だと思います。

購入手数料がかかるものもありますので、ものによりけりですが一括投資をするよりかは
個人の精神面に優しい投資の仕方だと思います。


最後に

やはりサラリーマンの本業は会社の業務になります。
いかに余計な情報に踊らされず本業に集中出来るかが重要であり、
そういった意味では積立投資は最適な投資法になります。

積立投資を始めて2年、これまで投資家さんのブログや動画を多く見てきました。
投資家の数だけ投資への考え方があるということを知り
コロナショックを体験して自分には積立投資が一番合っているのだと再確認出来ました。

私はSBI証券で投資信託だけでなく米国ETFの積立投資もしており、どうしても今の割安の内に仕込みたい欲が出ていますが
ここで自分のリスク許容度を超えた投資は自分の理念が崩れてしまいますので
我慢するようにしています。
皆様も自分に合った投資法を曲げることなく将来の資産形成をしていきましょう!


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