将来必要になる資金作りに投資信託を利用したい

こんにちは、いなかのです。
昨日南アフリカの新型コロナウイルス変異型発生の報道を受け、日経平均株価の下落に続きアメリカ市場も落ちましたね。
一時的なリスクヘッジの動きかと思いますが、どこまで影響が続くやら。


さて、S&P500連動ETF【VOO】を直接買い付けしている「SBI・V・S&P500」の純資産残高が4000億円を超えたそうですよ。
米国の株式に投資するインデックスファンドの中では最速だそうです。

いよいよもって株式投資信託の手始めに「SBI・V・S&P500」が盤石となってきましたね。
低コストかつS&P500に近いリターンを享受できるという事で、何も考えずにこの投資信託に投資をしてもいいのですが、投資信託を利用して投資するならある程度の将来を見据えて投資をしたいものです。


将来のある時点を見越す

ある程度の将来とは
1.何に使うお金か
2.いつ必要になるか

の2点が最低限の観点になるかと思います。


例えば、「子供の学費」「結婚式」「住宅資金の頭金」「車」「旅行」「年金作り」etc…

あらゆる時点で大きく資金の動くイベントがあり、それぞれ必要になる金額が異なっています。
直近のイベントが1年後にあり数十万以上かかるのであれば投資信託は利用しない方が良いでしょう。



1年以内は定期預金や定期積金で確実に貯蓄する

1年以内ですと
コスト>リターンになりやすいためです。
為替・信用・市場リスクがあるので一概にいえませんが、リスク性の運用商品は長期運用であればあるほどリターンが出やすくなっています。


なので1~2年先のイベントでお金を使うのであれば、元本が保証されており計算のしやすい定期預金や定期積金で確実にお金を貯めのがベストかと思います。


3年以上あるならば投資信託での貯蓄を検討する

お金を必要とするイベントの発生までに3年以上の期間があるのであれば投資信託の利用も検討できますね。
比較的3年目からは利益がでている瞬間が多くなってくるからです。

出所:楽天銀行 定期預金シミュレーション

ちなみに現在の金融機関の定期預金の一般的な金利(キャンペーン除く)は0.002%です。
上記の図は金利0.002%の定期預金に3年間預けた際の利息になります。
税金を差し引いた後ですと、受取利息は48円(概算)です。


投資先にもよりますが投資信託を利用すれば元本割れリスクがあっても60円以上のリターンは得やすいです。
長期運用であればあるほど自分の投資対象の好調・不調を見ながら解約タイミングを図りやすいのも長期運用ならではです。



投資先をどの分野にするか

今後成長する、価格が上がる、価値が上がると思う先に投資をしていくわけですが、
鉄板で投資として人気なインデックス投資(特定指数に連動する成果を目指す投資)だけで見ても数多あります。


我々は日本に住んでいて世界的に見ても信用度の高い「円」を保有しているので、私個人的な考えではまず初めに債券ではなく株式への投資でよいかと思います。


株式に絞れば、手厚い米国株式指数、先進国株式指数に連動する成果を目指す投資信託にまず投資先に選び、その後よりリターンを狙いに行きたければ新興国、さらに国を絞っていくのが良いかと思います。


関連記事欄でそれぞれの投資信託について書きこんでいるのでよろしければ見ていってください



最後に

ちなみに私は、
1.絶対に崩さない投資出来るまで投資する用
2.車、結婚、住宅用
3.趣味用

等で複数に投資先を分けて投資信託を購入しています。
投資信託は最低金額100円から投資出来るの給料からどれだけを投資に回すことができるか計算しやすいのが最大の利点かと思います。

ETFの方がコスト面においてかなり有利ですが、やはり市場価格でありリアルタイムに価格が変動しているので毎月1万円!という買い方ができないんですよね。

サラリーマンとしては都合が悪い時もありますよね。



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Posted by いなかの