【MGK】GAFAMを組み込んだ超大型米国株に投資が出来るETF
どうも、いなかのです。
前回趣味の一つであるアロマの事を書かせて頂きました。
アロマなんて・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に匂い1つで身体の調子や居心地の良さは変わってきます。
このまだ自粛ムードが漂っている今だからこそアロマにも興味を持っていただけたらなと思います!
GAFAMを含む米国企業の超大型株成長株に投資が出来るETFとなっております。
MGKとは?
MGKは、「バンガード米国メガキャップ・グロースETF」が正式名称になります。
CRSP USメガキャップ・グロース・インデックスの価格および利回りに連動する投資成果を目指すETFです。
運用会社:バンガード社
連動指数:CRSP USメガキャップ・グロース・インデックス
経費率:0.07%
構成銘柄:112
配当月:4半期毎
分配金利回り:0.74%
純資産:77億ドル
設定日:2007/12/21
CRSP USメガキャップ・グロース・インデックスは、米国株式市場における投資可能企業のうち時価総額上位約70%のパフォーマンスを表し、米国株式市場における超大型グロース株セグメント のパフォーマンスを正確に表しつつ、売買回転率を低く抑えるように作られています。
簡単にグロース株とは、企業の売上や利益の成長率が高くその優れた成長性ゆえに株価の上昇が
期待できる株式のことで「成長株」とも言われます。
MGKセクター
こちらはMGKのセクター比率です。
米国超大型株で構成されていることもありセクターの偏りは大きくなっています。
特徴としてテクノロジーと消費サービスセクターでファンドの6割を占めています。
MGKの上位構成銘柄
こちらがMGKの組入れ上位10社になります。
大型株なため見慣れた企業が上位に組み込まれていますね。
マイクロソフトが11%強、アップルが10%強と、お馴染みGAFAMの超大型株の組み入れ比率が高くなっています。
ホーム・デポは、1978年に設立されたアメリカのジョージア州に本社を置く住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーンです。
エヌビディアはアメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララにある半導体メーカーで、コンピュータのグラフィックス処理や演算処理の高速化を主な目的とするGPUを開発し販売しています。
GAFAMについて
GAFAMの基本
・Google(グーグル)
・Amazon(アマゾン)
・Facebook(フェイスブック)
・Apple(アップル)
・Microsoft(マイクロソフト)
この世界規模で活躍するIT企業5社の頭文字をとって
「GAFAM」と言います。
このGAFAM5社の時価総額が約560兆円に到達し、
東証一部上場企業の全2170社の時価総額約550兆円を超えています。
時価総額とはある上場企業の株価に発行済株式数を掛けたものであり、企業価値を評価する際の指標である。時価総額が大きいということは、業績だけではなく将来の成長に対する期待も大きいことを意味しています。
GAFAMで時価総額順位2~6位に位置しています。
時価総額1位は、サウジアラビアのサウジアラムコ
時価総額2位は、中国のアリババになります。
GAFAMに対する投資家の一般的見解
一般的にテクノロジー系の企業は不景気に弱いと考えられてきましたが、
テクノロジー分野はここ数年で劇的に成長し以前とは比べられないほどの収益を生んできました。
その中心にいたのがGAFAMです。
GAFAMは高収益体制を築き、今では一般人の生活の中でも欠かせないサービスを提供しています。
そのため単純にテクノロジー分野が不景気に弱いという考えは通じなくなっています。
現にコロナショック中に
・マイクロソフトは増収増益(GAFAMの中で一番)
・アマゾン増収減益で売上2桁増し
・グーグル、フェイスブックも予想上回る増収
・アップルは1%のみ増収
という結果になっています。
そうです、コロナショックで市場は不景気のはずですが、GAFAMは売り上げが逆に上がっています。
また、GAFAMが投資先に好まれている理由として、
最近になって、アップルとマイクロソフトが配当金を出すようになりましたがそれ以外は配当金を出していません。
これは、経営者がまだまだ企業に成長の余地があると見て企業投資に専念しているからです。
無造作に高配当を出している企業よりも自分の企業の成長のために投資している経営者には自然と経営力への信頼が出来ますよね。
それの経営戦略と実績が相まって投資家への人気の繋がるのです。
インカムゲイン狙い(配当金狙い)の投資家かからしたら配当金を出してほしい所かもしれませんが、
株価の増加によるキャピタルゲインの方が投資のトータルリターンは大きくなります。
このようなことからGAFAMへの人気は相当なものになっています。
また、世界に普及してきたとはいえテクノロジー分野はまだまだ成長の余地があるとされ
コロナショックの影響もあり資金の流入が進んでいます。
MGKのトータルリターン
・似たコンセプトをしている米国グロース株「VUG」
・ナスダック100連動の「QQQ」
・S&P500連動の「SPY」
とトータルリターンを比較していきます。
5年トータルリターン
GAFAM株の相場が強い時期だっただけに、SPYに比べGAFAM株保有比率の高いMGK、VUG、QQQの
パフォーマンスが非常に高くなっています。
ナスダック市場からさらに時価総額の高い100社で構成されているQQQには金融セクターが含まれていません。
ビザやマスターカードといった金融セクターは悪いパフォーマンスをしていないはずなので
それ以外の金融系企業の影響か、もしくはQQQに組み込まれている新興国企業のパフォーマンスがよかったのかもしれません。
10年トータルリターン
こちらは10年でのトータルリターンになります。
こちらでもより一層QQQのパフォーマンスが際立っています。
まとめ
ファンド構成はGAFAMが高い比率で組み込まれており、S&P500連動のSPYより高リターンでした。
また、似た構成をしているVUGより良いパフォーマンスを示してくれました。
しかし、どの米国ETFにも言える事ですが、過去のデータではNASDAQ100指数連動のQQQにはパフォーマンスで劣っています。
今後もQQQの高パフォーマンスに期待するのであれば、経費率0.20%でNASDAQ市場限定に投資するのもありですし、
S&P500にさらに加えて米国の大型株に集中して投資したいのであれば、SPY+MGK(もしくはVUG)でもいいと思います。
ETFとはいえ、なるべく一極集中しないように投資をしていきたいですね。
ステートストリート社の米国グロース株に投資が出来るETF【SPYG】
こちらも上位構成にGAFAMが組み込まれています。
↓今注目を浴びるESG投資ファンドのGAFAMの立ち位置について着目してみました。
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