iFreeNEXTムーンショットインデックスの運用開始

こんにちは、いなかのです。

今回は、急速な成長が期待できる企業に投資をすることが出来る「iFreeNEXT ムーンショットインデックス」という投資信託について書いていきます。



iFreeNEXTムーンショットインデックスについて

基本データ

委託会社:大和アセットマネジメント
商品名:iFreeNEXT ムーンショットインデックス
ベンチマーク:S&P Kensho Moonshots指数(円ベース)
信託報酬:0.77%
購入時手数料:なし
信託財産留保額:なし
解約手数料:なし
純資産:3億4700万
基準価額:9,219円 (21/07/20 現在)
設定日:2021/07/09

iFreeNEXT ムーンショットインデックス」は、S&P Kensho Moonshots指数(円ベース)に連動する投資成果を目指す投資信託になります。


この指数は、創業年数が浅く急速な成長を期待できるイノベーション企業を中心に構成されています。



米国の上場株式の中から時価総額1億ドル以上(時価総額上位10%を除く)、3か月の日次平均取引金額が100万ドル以上、かつ企業の研究開発費・売上高が黒字であるという条件をクリアした企業が厳選されています。



銘柄の入れ替えは6月の年1回、半年に1度リバランスを行っています。
この指数自体は、2014年7月1日を基準日として算出されていて、2020年10月から指数が公表されたそうです。


※名前の由来は、ケネディ大統領のアポロ計画と米国議会の演説からだとか。



構成銘柄

上位10社のみ表にしました。
S&P Kensho Moonshots指数(円ベース)が50社で構成されているので、iFreeNEXT ムーンショットインデックスも同じく50社で構成されています。


均等加重平均ではないですが、各銘柄均等に近い数値で分散保有しています。


この構成銘柄こそが、時価総額1億ドル以上かつ3か月の日次平均取引金額100万ドル以上、企業の開示書類上で研究開発費・売上がプラスである企業達になります。




セクター構成

出所:SBI証券 S&P Dow Jones Indices提供データを基に
大和アセットマネジメント作成、GICS分類

次世代イノベーション企業を抜擢されているので、
現代においては情報技術の比率が大きくなってます。




ムーンショット指数の注目されている理由

出所:SBI証券

先程「S&P Kensho Moonshots指数」は2014年7月1日を基準日として算出されているという話をしましたが、


NASDAQ100とS&P500の基準日を2014年7月1日として見ると、
どうやらS&P Kensho Moonshots指数の上昇率が一番高いみたいですね。



今後の実績を確定させるものではありませんが、「iFreeNEXT ムーンショットインデックス」を通せば信託報酬0.77%でこのリターンを享受できるかもしれないってことですね。




まとめ

まとめ

・創業年数が浅く急速なイノベーション企業50社に投資可能

・NASDAQ100とS&P500の上昇率を越える成長

・iFreeNEXTムーンショットインデックスならコスト0.77%

という指数があるわけですが、この投資信託の設定日は2021/07/09という事もあり、純資産が非常に少ないです。


今のところ償還日は設けられていませんが、マイナー所なため資金の流入は滑らかなようですね。
この投資信託のパフォーマンス成果についてはもう少し期間を開けてから見てみたいですね。




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