金投資手段の一つとして「ファインゴールド」のような投資信託も十分あり
こんにちは、いなかのです。
仮想通貨の低迷に伴い、金価格が上がってきているので
今回は、金への投資方法としてゴールド投資信託の一つである「三菱UFJ純金ファンド-ファインゴールド-」について紹介していこうと思います。
記事の最後には金ETF関連記事も貼っておきます。
三菱UFJ純金ファンドについて
委託会社:三菱UFJ国際投信
商品名:三菱UFJ純金ファンド【愛称:ファインゴールド】
信託報酬:0.99%程度
購入時手数料:なし(販売会社による)
信託財産留保額:なし
解約手数料:なし
純資産:58,774百万
基準価額:16,349円(21/05/25)
設定日:2011/02/07
「三菱UFJ純金ファンド:通称ファインゴールド」は「純金上場投資信託(現物国内保管型) 愛称:金の果実」を主要投資対象にし、国内の金価格の値動きを捉えることを目的とした投資信託です。
投資対象である金の果実は上場している投資信託になるので、リアルタイム価格で売買されています。いわゆるETFというものです。
その金の果実の投資信託版がファインゴールドになります。
ただしETFである金の果実そのものではありません。
ファインゴールドは投資信託のため最低額100円から自分の好きな金額で金に投資ができる点が最大の魅力になります。
金の果実について
金の果実は、裏付けされた国内で保管されている金の受益権を上場しているETFです。
そのため、このETFを保有することで金の管理費用、場所を用意することなく金を保有したことになります。(運用コストはかかります。)
ある程度の保有数に応じて現物と交換できるのも「金の果実」の良さになります。
「果実シリーズ」は長い運用実績と様々な貴金属シリーズを取り揃えており信頼のおける商品になっています。
ですが、それが運用リターンを約束づけるものではありません。
金の値動き
直近1年間の金の果実【1540】の株価の値動きです。
2020年8月が最高値を更新しています。
この時はコロナ禍真っただ中で企業の業績不振、紙幣増刷による国際通貨への価値低下等、色々な要因が合わさり最高値を更新していました。
ここ1か月前までは、市場も安定し金余りなのか株式や仮想通貨への資金流入が盛んとなり金からは資金流出が目立っていたのですが、ここ一週間ほどで金価格が上がってきています。
インフレ率を表す指標が高くなり、インフレ懸念が高まったり、低金利継続を受けドル安に向かったり、中国のビットコインのマイニング取引の取締りを受け仮想通貨が軒並み50%以上の暴落をしたりと、
やや市場への不安材料が積み重なってきたことが金価格を押し上げる要因になったのかと思います。
市場が不安定な時こそ金の出番ですね。金自体は配当を生んだりしないので、あくまでポートフォリオの一部で留めておきたいところですが。
最後に
円建て投資信託のよさは、リアルタイム価格ではないことと為替をあまり気にしなくてもいいことですね。
私はGLDMを通して金投資をしています。
GLDMはコストこそ最安値ですが、為替やその時々で1株の単価が変わるので煩わしいと言えば煩わしいですね。
安全資産として万が一のための金投資ですんで、多少信託報酬が高くても円建て投資信託を選ぶメリットは十分にあるのでは?と今回記事を書きながら思いましたね。
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