投資を行う前にまず最初に生活防衛資金を絶対に貯めよう
生活防衛資金とは、一般的に仮に収入が無くなった状況でも生活していけるお金の事を指します。
例えば、1.世界情勢の影響により不況に陥り突然のリストラに合う
2.病気・怪我で短くない期間、仕事が出来なくなり収入が途絶える
こういった非常事態に備えてお金を用意しておくのが生活防衛資金の考え方です。
ではこの資金について一体どれくらい貯めていればよいのか。
実は正解の額というのは無く、これは人の属性や考え方によって金額が変わってきます。
例えば、独身であれば数か月間を考慮して50~100万ほどあれば十分かと思いますし、
結婚しており子供がいるのであれば100~200万ほどになるでしょうか。
人によっては30万あれば十分という方もいるでしょう。
生活防衛資金は今の自分の生活水準を見直し、何か月分貯めておくとよいか一度考えるといいでしょう。
ちなみに、私は独身ですので最低50万を生活防衛資金として貯めました。
ここから本題です。投資をする前に生活防衛資金を絶対に貯めることを進める理由です。
投資とは絶対にリスクを伴います。長期的目線で投資をしていけば、必ず運用状況がマイナスになることが何度も起こりえます。
人間の心理上、自分の資産がマイナスになった場面に出くわせば必ず冷静を失います。投資している額が大きければ大きいほど比例して冷静さを欠きます。
冷静さを欠くと、ベターなタイミングではない「損切り」「ナンピン」を行ったり、普段しないような投資や投資の事が気になりすぎて仕事や私生活がままならないなど負の連鎖が続きます。
こういった状況を緩和してくれるのが生活防衛資金の存在です。
「生活防衛資金があるから、今マイナスになっていても大丈夫」
このような思考を入れることが出来るだけでも投資の世界では重要になっていきます。
リスク分散という意味でも生活防衛資金は投資には使わないようにしましょう。
⚠株価下落時に投資をしたい場合、生活防衛資金以外に貯蓄しておいたマネーにしましょう。
あくまで、生活防衛資金には手を出さない事がポイントです。
最後に、自分の適切な生活防衛資金を貯めましょう!
そして、その生活防衛資金は投資にだけは使わないようにし、あくまで非常事態用の資金として使用してください。
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