コロナショックによる瞬間最大下落を受けて

さて案の定昨日のNYダウの下落影響を受けて、積立NISAでコツコツ積み上げてきた投資が久しぶりにマイナス域を示しました。

こうも下落が続くと投資を行っている身としては不安に駆られてしまうところですが、

下落だからこそ出来ることあります。

ナンピン買いを駆使する

ナンピン買いとは、保有している銘柄(私でいえばたわらノーロード先進国株式など)の株価(評価額)が下がった時に、さらに買い増しをして平均購入単価を下げること。
例えば、6,000円で100株買った銘柄が、5,000円に下がったときに100株買い増しをしたとすると、1株当たりの平均購入単価は5,500円になり、利益が出る水準が下がる。これをナンピン買いという。
ただし、下落トレンド中に行うと損失を大きくする可能性があり、一時的な下落なのか、下落トレンドだが後々上がる見込みがるのかよく考えて行う必要があります。

損切りを検討する

損切は保有銘柄が損失を抱えている状態で売却して損失を確定させることです。保有銘柄が下落トレンドに入っているとどんどん株価が下がっていきます。そこで最大の損失を抱える前に最小限の損失で対応しようという方法です。
ただし、損切はタイミングが非常に難しい行動だといえます。ある程度情報が揃っていても保有銘柄が今後も下がり続けるかどうかの確証はありませんし、実際損失額を目の当たりにするとどうしてもプラスに転じるまで持ち続けたい意欲が湧いてきます。
一度下落が始まったら自分でどこまで損失を許容できるかよく考える必要がありそうです。

損益状況を見ない

これは人によると思いますが、自分の保有銘柄を見ないようにするのも投資の世界では一つの手段になるそうです。
ナンピン買いのタイミングが下落の中でも高い株価の時だった!
損切りしたけど結局元の株価にすぐ戻った!

こういった事は保有銘柄のチャートや損益状況を見たため起こした行動です。
つまり、見なければ起こりえなかった行動のためあえて見ないという行動も場合によっては正解になるということですね。

上記の色々述べましたが、これらのことを平均的に行ってくれるのが積立投資(ドルコスト平均)であり、

気持ちのリスクコントロールを行う上で非常に友好的な投資方法だと言えます。

この下落トレンドも今月は先月までに比べて多くの量を購入できる絶好のチャンスだと思って、

どっしりと構えていたいものです。