高配当ETFで減額されたボーナスをカバーする。SPYDを筆頭に5つの高配当ETFを紹介

こんにちは、いなかのです!


冒頭の通りです・・・!
先日12月4日に冬のボーナスが支給されました。年のため言っておきますと、私の勤めている会社の冬のボーナス平均支給額は前年度より僅かに上がっておりました。


しかし私が1年前にいた部署が当会社でも5本指に入るぐらい忙しい部署だったため、その分がボーナスに反映されていました。


そうです、今年の冬のボーナスはその時に比べると減額されてました;;


仕方のないことなのでもらえるだけでありがたいと思ってます。



ボーナスは減額されましたが、代わりに12月は高配当ETFの分配月なのでETFからのボーナスを得られます。それで少しでもカバーできるかと思うと、高配当ETFは資産積み上げの効率は悪くても精神安定剤に成り得るETFかもしれないとそう感じております。



ということで当ブログで紹介してきた高配当ETFの簡単な紹介をしていきます。

当ブログで紹介してきた高配当ETF達

1.SPYD

2.HDV

3.VYM

4.DVY

5.SDY



日本個人投資家に人気の高い高配当ETF

【SPYD】SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF

出所:グーグルファイナンス

SPYDは日本において高配当ETFとして非常に人気の高いETFになっております。


高利回りであり、かつ1単価が低いため試しに始めやすい所が日本人の投資趣向とマッチしたものだと思います。


経費率も0.07%とETFの中でも低いです。特徴としては、S&P500指数の中から配当利回りが高い順に上位80社から同じ比率で構成される所です。


SPYD自体の配当利回りを確保する必要があるため、組入銘柄の内株価が上がり配当利回りが低くなった企業は年4回のリバランス時に外されます。


SPYDはコロナショック時に43%近く株価が下落し、現在は分配金がある12月の権利確定日に向かって株価が伸びています。





【HDV】iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF

出所:グーグルファイナンス

HDVはブラックロックが運用する高配当ETFです。
経費率は0.08%でベンチマークにモーニングスター配当フォーカス指数を採用しており、


米国市場において財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成されています。


HDVは銘柄の入れ替え(リバランス)が多く、売買回転率が高いのも特徴のETFになります。



HDVの株価は年初期の株価まで回復しつつあります。
SPYDに次ぐ高利回りETFですが、構成銘柄の選定方法故、SPYDに比べると市場不況に強いETFになります。





【VYM】バンガード・米国高配当株式ETF

出所:TradingView
青線=VYM 赤線=HDV 緑線=SPYD

VYMはバンガードが運用する高配当ETFになります。


SPYDやHDVに比べ利回りは低くなりますが、配当収入によるインカムゲインと株価の値上がりによるキャピタルゲイン両方を狙いやすいETFになります。



経費率は0.06%であり、構成銘柄約400と高い分散性も持ち合わせております。

そのためコロナショック時ではVYMがSPYDやHDVに比べ一番下落を防ぎかつ、現在年初期の株価推移まで一番近く回復しつつあります。



構成セクターに不動産が組み込まれていませんし、高配当の代表セクターであるエネルギーセクターも現在は5%前後しか占めていないのもSPYDとHDVとの違いになっています。





ちょっと癖のある高配当ETF

【DVY】iシェアーズ好配当株式ETF

出所:グーグルファイナンス

DVYはブラックロックが運用する高配当ならぬ好配当ETFになります。



ダウ・ジョーンズ U.S.セレクト・ディビデンド・インデックスという指数をベンチマークにしており、
継続的に配当金を支払っていてかつ過去5年間において配当支払いのある米国企業の株式から高配当な株式を100銘柄選定しております。



経費率は0.39%と高いですが、コロナ禍で惜しくもSPYD・HDV・VYMは減配しましたが、このDVYは増配をしたETFになります。


継続的に増配をし続けた実績のある高配当ならぬ好配当ETFがこのDVYです。




【SDY】SPDR® S&P® 米国高配当株式 ETF

出所:TradingView
青線=SDY 赤線=DVY 緑線=VYM

SDYはステートストリートが運用しております。
経費率が0.35%と高めで、ベンチマークにS&Pハイ・イールド・ディビデンド・アリストクラッツ指数を採用しています。


この指数は20年以上増配を継続している銘柄を選別し、構成比率は予想配当利回りに基づいて決定しています。


年初期まで株価は回復していませんが、VYMよりも回復しつつあります。



SDYの大きな特徴として、「キャピタルゲイン分配金」というものを排出する所にあります。
そのため配当利回り推移が極端高い年と低い年が見受けられます。


SDYもDVYも特徴的な高配当ETFなので、関連記事の所に詳細記事URLを貼っておきますのでもしよろしければどうぞ!




最後に

以上が今まで当ブログにて記事にさせて頂いた高配当ETFになります。

インカムゲイン狙いのETFはまだまだたくさんありますので、好みにあったものに投資をするのが一番です。



さてさて、私自身はSPYDとHDVとVYMの三つに投資していまして、12月末までにはこの三つのETFから分配金が支給されるはずです。


会社だけでなくETFからもボーナスが入ると思うと、ちょっと嬉しくなりますよね。
そういった意味では高配当ETFは投資をし続ける楽しみを見いだせてくれる面白い投資先だと改めて感じました。


例年通りですと12月は株価が上がっていき、1月2月は一旦株価が下がる動きがありますのでボーナス金は今すぐには投資せずキャッシュで保持しておくつもりです。



さて、上記ETFらの12月分配金の実績やいかに・・・。




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