【SPYD】平均分配利回り4%水準、不労所得作りに利用しやすい米国ETF

こんにちは、いなかのです。

久しぶりにSPYDのデータを見ていこうと思います。



私も毎月SPYDに自動投資をしているのですが、最近は割高感が否めないので追加投資のタイミングが無くめっきりSPYDについて調べていませんでした。


ある意味投資をしていることを忘れるという理想的な状態だったのですが、ある程度期間が開いたのでSPYDの中身を見ていきましょう。




SPYDの基本データ

運用会社:ステートストリート
名称:SPDR®ポートフォリオS&P500®高配当株式ETF
ベンチマーク:S&P500®高配当指数
直近配当額:0.636159
分配金利回り:6.39%
分配月:4半期毎
組入銘柄数:78
経費率:0.07%
純資産:3470億円
設定日:2015年10月22日


SPYDは、S&P500構成銘柄の内、配当利回りの高い銘柄約80銘柄に投資ができるETFになります。


均等加重平均という構成銘柄を同一の配分で保有する、投資配分の取り方をしているので構成銘柄約80銘柄のそれぞれの保有率はほぼ均等になっています。


2015年10月22日から運用が始まっているため、株価の動きや分配金等の実績データに乏しいのが現状です。


また、コロナショックによる株価の暴落時は、いわゆる高配当ETFの中で暴落率が非常に大きく、かつコロナ前の株価にまで戻るのに時間がかかっているETFになります。





SPYDの構成銘柄上位10社

SPYDの2020年8月からの構成銘柄上位10社の変化をまとめてみました。



上位構成は全て入れ替わっていることが分かります。また、米国へ投資をしている人でない限りほとんど目にしない企業達ではないでしょうか。


折角なので上位3社だけ簡単に取り上げてみます。


1.シーゲイト・テクノロジーはハードディスクドライブ・メーカ ーです。独立系のHDDメーカーの最古参にあたるそうです。直近利回り2.84%。



2.ヘインズブランズは、男性用・ 女性用・子供用の、下着、Tシャツ、スポーツシャツ等幅広く取り扱う衣料品メーカーです。直近利回り2.84%



3.リージェンシー・センターズは、自社管理・運営型不動産投資信託会社で、食品店を中心とする住宅地隣接タイプの小売センターを保有・経営しています。直近利回り3.84%。





SPYDのセクター別保有率

こちらが2020年8月から2021年4月28時点のセクター比率です。


SPYDは年二回(1月と7月)に資産配分を組み替えるリバランスを行うのですが、セクターの保有順位が大きく変わることはなく、順位はそのままで保有率に多少変化が起きているだけのようです。


別視点でみるとS&P500の内高配当銘柄が上記セクター順に多いという見方もできます。



不動産(REIT)が含まれていないHDV、VYMに比べ高い比率で不動産セクターが含まれているのがSPYDの特徴です。


2020年期はパフォーマンスの悪かったREITですが、2021年3月頃から海外投資家からの資金流入が発生し株価が上昇しています。


土地の価格が下がった所に大企業が月々と土地や物件の購入に走っていることが背景にあります。



SPYDのトータルリターン

直近1年間のトータルリターン

青線=SPYD 緑線=VYM 黄色線=HDV
出所:ステートストリート

2020年5月から2020年4月までの直近1年間のパフォーマンスになります。


コロナショックの真っただ中では一番パフォーマンスの劣っていたSPYDも現時点からの直近1年間ではトータルリターンが60%以上も出ています。





直近5年間のトータルリターン

青線=SPYD 緑線=VYM 黄色線=HDV

直近5年間で見るとVYMのトータルリターンが一番大きいですね。


見て頂くと一目瞭然ですがコロナショック時に一番暴落の大きかったのがSPYDになります。
元の水準に戻るのも時間がかかっています。




ですが現在は元の株価水準にまで戻っているので、コロナショック時にコツコツ追加投資をしていた方は損益状況がプラスに転じているのではないでしょうか。



SPYDの分配金利回り

SPYDは2015年期では2015年12月だけしか分配金を受け取っていないため、2015年期の年間分配金は$0.33です。
分配金利回り図も歪な線を表しているのもそのせいです。



コロナショック時以外では大体は分配金利回り4%水準を保っています。
変動幅として3~8%といったところでしょうか。



たった5年間のデータでした今のところは増配・減配を交互に繰り返しています。
コロナ禍である2020年も2019年から減配していますが、過去の実績の中では最低水準ではなかったようです。



2021年3月分配金も$0.64と幸先のいいスタートを切っており、過去の3月期を見ても最高水準でした。




最後に

SPYDについて

1. S&P500の中から高配当企業約80銘柄に均等に分散投資

2.2020年8月時点より構成銘柄上位10社は大きく変化もセクター順位に変化見られず

3.分配金利回りは3~8%を推移

4.直近1年間のトータルリターンは60%を超えている

近況では非常に調子のいいSPYDですが、コロナショック時は全SPYD保有者が心配になったのではないでしょうか。



ただ、やはり割高感は否めないのでどこかのタイミングで下落した時に追加投資できるようにキャッシュポジションを大きく取っている状態です。



このままSPYDの増配が続いてくれることを願うばかりです。
どうしても近い将来の家賃の半額を高配当ETFで補いたいので、SPYD,HDV,VYMには引き続き頑張って頂きたいです。



関連記事

↓SPYD2021年3月の分配金について

↓ブラックロックの高配当ETF【HDV】について