【VYM】2021年3月分配金は対前年同月比18.39%の増配にて着地

こんにちは、いなかのです。

今回はVYMの2021年3月の分配金が決定しましたので、その中身を見ていきます。



VYMはコロナショックからの立ち直りの早い高配当ETFでありもう既に過去最高値を更新しています。




VYMの分配金実績

VYMの対前年同月比は18.39%増配

出所:ブルムバーグ
出所:SBI証券

VYMの2021年3月分配金は「1株あたり=0.6564ドル」となりました。

2枚目の2020年3月を確認すると「1株あたり=0.5544ドル」ですので


(0.6564-0.5544)÷0.5544×100%=18.39…%

となり対前年同月比にて18.39%も増配しました。



ただ、2019年3月は0.6514ドルだったところを見ると、コロナショックの影響が多少出始めていた2020年3月の分配金が少なかったとも捉えられます。


とはいってもVYMはここ数年間では2021年3月の分配金が一番大きい分配金になっています。




2020年12月からは▼18.92%の減配

出所:SBI証券

赤線がVYMの2020年12月の分配金です。


あまり前回と比較するのは適格ではないのですが、前回から増えているのか減っているのかを把握することは投資する上に大事な要素にもなりうるので確認しましょう。



VYMの2020年12月の分配金は「1株当たり=0.8096ドル」だったので、

(0.6564-0.8096)÷0.8096×100%=-18.92…%


よって、▼18.92%の減配となっています




VYMは直近五年間連続増配ETF

赤文字は前年比にて増配していることを表しています。


VYMはコロナショックの2020年でも連続増配に成功しているETFです。
インカムゲインを目的とした個人投資家からすれば連続増配しているだけでも投資先として頼もしいETFになります。



しかし、SPYDやHDVと比べると配当利回りが高いとは決して言えないのでまとまった分配金を得ようと思うとより多くの資金が必要にはなります。




インカムゲインとキャピタルゲインを狙えるETF

出所:TradingView

直近5年間のVYMの株価です。
コロナショックで大きく暴落するも1年足らずで過去最高値を更新しているのがこのVYMです。



先程よく比較対象であげられるSPYDやHDVと比べると配当利回りが低いと言いましたが、その分VYMは株価上昇によるキャピタルゲインを十分に狙える性質を持ち合わせているので、



インカムゲインとキャピタルゲインの両方を得ることのできるETFとして活用できるETFです。



まとめ

・2021年3月の分配金は対前年同月比18.39%の増配

・2020年12月からは▼18.92%の減配

・VYMは直近5年間連続増配

VYMも3月分配金が発表されました。


後は、ブラックロックの高配当ETF【HDV】の分配金発表を待つのみですね。



私の一番好きな高配当ETFがHDVですんで一番楽しみにしております。
今週中には発表されると思うんので気長に待つことにします。


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