ステートストリートによる三つのS&P500関連ETFについて【SPLG,SPYG,SPYV】
こんにちは、いなかのです。
ステートストリートのETFって1株単価がまだ低いこともあって買いやすく、私みたいな年収だと売買しやすくて非常にありがたいんですよね。
ということで、今回はステートストリートの【SPLG】、【SPYG】、【SPYV】について簡単に書いていきます。それぞれのETFの詳細について過去に記事にしています。
三つのETFの簡単早見表
SPLG→S&P500連動のパフォーマンスを目指すETF
SPYG→S&P500構成銘柄内からグロース特性の強い株式で構成
SPYV→S&P500構成銘柄内からバリュー特性の強い株式で構成
どのETFもベンチマークであるインデックスが存在しベンチマークと連動したパフォーマンスを目指すことを目標としたETFです。
経費率はETFの中でも最安コストです。
設定日も2000年代と運用実績も十分かつ純資産も1兆円を超えているので、まず純資産による非上場リスクは低いと言えます。
現時点の為替レートで5,000前後で1株の売買を行えることが個人的には魅力の一つです。
パフォーマンスの確認
直近6か月
2021年に入りバリュー株式のパフォーマンスが強くなってきています。
元々バリュー株、グロース株は交互にトレンド転換しておりここ直近10年間はグロース株トレンドでした。
そのグロース株は2021年に入りパフォーマンスが鈍行し上値が重くなりつつあります。
一方で、バリュー株は2020年度まで株価が低く、PERが低く、配当利回りの高い割安な銘柄の見直しが起きていると推測されています。
直近5年間
直近5年間まで期間を延ばすと、やはりグロース株ETFのSPYGがSPYVを大きく上回っていますね。
また、どのタイミングでもSPLGはSPYGとSPYVの丁度中間、平均的なパフォーマンスになっているのも分かりますね。
SPYGとSPYVがS&P500の派生のようなETFなのでSPLGがその平均的なパフォーマンスになるのは必然なのかもしれませんが・・・。
最後に
SPLGはS&P500連動ETF、SPYGとSPYVの中間的なパフォーマンス
SPYGはS&P500構成銘柄内からグロース特性の強い株式で構成
SPYVはS&P500構成銘柄内からバリュー特性の強い株式で構成
ちなみにSPLGは数年前までS&P500連動のETFではありませんでした。
ここ最近ベンチマークを変更しS&P500連動のETFになっているんですよね。
SPYGは私も以前保有していました、グロース株が下落していきそうなタイミングで全売却したのですが、その時より高値にはなっています。
そして、当ブログでもSPYVについての記事がよく読まれ始めてきているので、市場に参加している個人投資家さんがバリュー株に注目しているのは間違いないですね。
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