【HDV】2021年3月は対前年同月比▼3.52%の減配にて着地
こんにちは、いなかのです。
ブラックロックが運用する高配当株式ETF【HDV】の2021年3月分配金額が決定しましたので、
SPYDやVYMと同じく対前年同月比といった形で中身をみていきましょう。
HDV分配金実績
対前年同月比▼3.52%の減配
2021年3月のHDVの分配金は「1株あたり=0.882118ドル」に決定しました。
2020年3月の分配金が「1株あたり=0.914362ドル」なので今回は惜しくも▼3.52%の減配となりました。
(0.882118-0.914362)÷0.914362×100%=-3.52…%
2020年12月分配金から▼4.45%の減配
2020年12月の分配金が「1株あたり=0.923235」なので、
(0.882118-0.923235)÷0.923235×100%=-4.45…%
2021年3月分配金は2020年12月と比べて▼4.45%の減配となりました。
コロナ禍後期から順調に増配を記録していたHDVですが、2020年12月だけでなく前年同月比でみても減配になりましたね。
SPYD、VYM、HDVの中でHDVのみ減配
・SPYD 60.57%増配
・VYM 18.39%増配
・HDV ▼3.52%減配
・SPYD 4.86%増配
・VYM ▼18.92%減配
・HDV ▼4.45%減配
HDVのみ対前年同月比でもみても2020年12月からみても減配という結果でした。
VYMも前回からは大きく減配しています。
ここだけ見るとSPYDが優秀な高配当ETFという風に捉えられてしまいますが、
・景気不況の株価動向(ボラティリティの高さ)
・過去の分配金実績
などを考慮するとそうとも言えません。
暴落時において一番大きく暴落し回復が遅かったのはSPYDですし、大きく減配もしました。
かといってHDVとVYMが絶対的に優秀とも言えません。
個人的な意見ですが、配当利回りが一番高いSPYDへの投資比率を大きくするのはありですが、他ETFにもしっかり分散投資をして一時的な減配や暴落に耐えうるポートフォリオを組むのが良いかと思っています。
最後に
・HDVの分配金対前年同月比▼3.52%
・2020年12月比▼4.45%
・2021年3月はSPYD、VYMと比べHDVのみ減配
一番好きな高配当ETFがHDVだっただけに今回の結果はちょっと残念ではあります。
ですが大事なのはこの次の結果かと思います。
今回の減配率はまだ5%以内に抑えられていますし、次回でさらに減配するようであればインカムゲインが減るので投資先の見直しをする必要がでてくるかもしれませんね。
ですが、今月もこれでまとまった分配金を得ることが出来ました。
まだまだ月1万の分配金には程遠いですが段々目に見えて分配金が増えてきたので今後も継続して投資を積み上げていきます。
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