積立投資は「選択によるストレス、機会損失思考」を和らげる投資法
こんにちは、いなかのです。
最近このように感じる方はいらっしゃいませんでしょうか?
選択肢が増えすぎて、それぞれの選択肢を選んだときの便益と、
選ばなかった時の損失を互いに比較しないといけない、
もしくは、無意識に比較してしまうことに疲れてしまう
このようなことが現代のこれからのストレスになりそうだなと感じております。
インターネットの発達により一度に得ることの出来る情報量が増えたこと
人との交流が容易になったこと、他人の生活の透明化などによって
どんどん選択によるストレスを感じやすくなったように思います。
以下私が特にSNS上で感じた選択によるストレスの事象を上げます。
極端な考えになってますが大目に見てください。
SNSによる強制選択ストレス
選ばなかったストレス
現在はSNSによる個人の私生活の透明化が進み、SNSを通じて他人の行動を見ることが容易になりました。
「200万で車を買ったよ!同じ200万でもあそこで買うとオプション沢山つくよ!」
「同じ月額500円でもあそこのサービスなら沢山映画が見れるよ!」
「今こんな無料でライブの配信やってるよ!」
フォロワーの数だけ多種多様な生活様式を見れますよね。
ほとんどのツイートは目に留まることなく流すことができると思いますが、
少しでも知っているジャンルのツイートを目にしたときは内容を読むと思います。
その際、感じ方は人それぞれだと思いますが、
「何故そのお店で車を買わなかったかなぁ・・・」
「うわぁ、あっちの月額サービスにしとけばよかったよ、勿体ない・・・」
「えぇ、こっちの配信みたいのにどっちみればいいんだ・・・」
と選択によるストレスを感じる方はいるのではないでしょうか?
勿論そのツイートのおかげで情報を得れたというメリットがありますので
悪いことではないのですが、全部得たいという欲が強いければ強いほど
ストレスを感じる傾向にありますね。
そのジャンルに依存していればしているほど高く感じそうですね。
SNSに蔓延る「機会損失」というツイート
まぁどういうことかといいますと、
「あそこの銘柄1000株買ったよ!」
「今凄く安いと思うんだ、20万分株式買った!」
「やっぱりここまで成長したか、買っといて正解だったわ!」
こういった投資に関するツイートのことです。
私は意図的に見ないように、検索しないようにしてるのですが
やっぱりこういうツイートを見ると何故か機会損失を感じます。
買う必要のないところで追加投資したり、流行にのって特に考えず株買ったりとかね
私も何度か体験したことがあるのですが、
何故かこういう時って保有して被る損失リスクって怖くなくて、保有しとけば得られたかもしれない利益(機会損失を得る)を手放す方が怖かったりするんですよね。不思議です。
そういった他人の投資選択を見たら自分も同じような選択を取らないとストレスを感じる方いると思います。
他人が100株買っているところをみて「私も買わないと、乗り遅れる!」といった風に。
変に自分の投資スタイル、スタンスが崩れてしまう恐れがあるように思います。
最後に、
積立投資という投資法の有用性はそういった「選択によるストレス」と「機会損失思考」を少しでも和らげるところにあります。
そもそも積立投資法は、高値掴みはしなくなるが安くも買えない(底値で買えない)可能性がある手法です。
言い換えると最大利益を手放す手法ということになります。
この銘柄今が安くて買い時だな!だとか、今高いけどまだまだ成長するだろうから今買っとくか!
などそういった余計な事を考えずに毎月決まった日に決まった金額購入して平均購入単価を下げて
最終的に平均購入単価より高くなってもらいましょう!(こんな単純な話ではありませんが)
ということですんで一々「あの時買っとけばよかった」「何故あそこで買ったんだ」ということを
考えずにすむんです。
また、投資をしていないことで感じる機会損失も多少和らぎます。
勿論、「あの銘柄を5年、10年積み立てておけばよかった。」と思うことはあると思いますがね。
流石に全部を払拭するのは難しいと思いますが・・・。
積立投資は余程変な商品を選ばず長期に自動で積み立てておくだけで誰でも投資で利益を出すことが出来る
という点で急激に積立投資が流行り広まったのだと思いますが、
選択に溢れてる今の社会、少しでも選択肢を消すこの投資手法が不気味なぐらいマッチしたんじゃないでしょうか。
選択によるストレスを感じるってそのジャンルに対して凄く興味・関心があるってことですし、
機会損失を感じるって自分を見つめ直す思考ですから
悪いことでは決してないんですけど、あまりにもこれらに振り回されやすい
時代になっていると日々思っているため今回このような記事を書いてみました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません