米国高配当株式ETF:SPYDの買い増し

米国高配当株式ETF:SPYDとは?

3月に入り、市場の続落が続く中毎月積立投資を行っていたSPDRポートフォリオS&P500高配当株式【通称:SPYD】の買い増しを数回行いました。

SPYDとは?

SPYDとはS&P500銘柄の内高配当80銘柄を均等配分したETFの名称です。
銘柄数が少ないとも言われていますが、80銘柄に均等配分のためこのETFだけで十分な分散投資ができていると言えます。


運用開始からまだ4年ほどしか立っておらず、まだ十分な評価がされてはいないようですが
配当利回りは常に4%前後であり高配当株を選考する投資家から一目浴びています。

世界3位の資産運用会社:米State Street社のETF

State Street社は世界三大ETF運用会社(ブラックロック、バンガード)の1つです。
SPYDは、世界最大の運用総額を誇るS&P500 連動のETFであるSPYの派生商品とのこと。


余談ですが、SPYはS&P連動ETFのため皆様が良くご存じのアップル、フェイスブック、コカ・コーラなどに投資していることになります。
通常上記に述べた先に投資するとなるど多額の資金が必要になるのですが、このETFに投資すれば少額で上記の様なアメリカ企業の500銘柄に投資することができます。

SPYDの配当日

SPYDの配当月は3月、6月、9月、12月の年4回です。
一般的に配当は、権利確定日時点で株主名簿に登録されている株主に対して支払われるので、権利確定日を過ぎてからの株主名簿に登録された株主はその期の配当を受け取ることが出来ません。


SPYDは過去の権利落ち日(配当を受け取る権利が無くなる日)が第三金曜日であるので3月の権利落ち日前日までに購入した分に対して配当金を受け取ることが出来ます。

割高感の強かったSPYD

上記の画像は3月13日20:00段階のものです。NYダウ続落により一時は安値(その日一番安く取引が行われた金額)25.60ドル、高値27.92ドルで取引されるようになりました。

つい2月半ばまでは38~39ドルが基本相場で、一時は40ドルを超えた日もありました。

設立当初から右肩上がりをしてきたSPYD。様々な投資家から「買い増しを行うなら36ドルが1つの指標となる」と言われていたため、毎月購入をしつつ機会を伺っていました。

これは10日に買い注文をかけ13日に27ドルで10口取引が成立したことを指します。

やっと低い価格での取引が出来ました。

今月はSPYD以外の高配当株式ETFの買い増しも行っており今月の配当金が密かな楽しみになっています。

そして、以前にも記事にさせて頂いたのですが生活防衛資金が後ろにあるおかげで買い増し後に下落しようとどっしりを構えて市場の行方を見ていられることに気づきました。

やはり生活防衛資金を厚くしておくことはよりよい投資に繋がるのかもしれません。

今後も、生活防衛資金には手を出すことなく、資産を貯めながら買い増しタイミングを伺っていこうと思います。