【VYM】対前年同月比▼10.09%の減配にて着地。キャピタルゲインも狙える優秀なETF
こんにちは、いなかのです。
さてさてバンガードの高配当ETF【VYM】の令和3年6月分配金も決定したので紹介していきます。
VYM分配金実績
対前年同月比▼10.09%の減配
VYMの令和3年6月分配金実績は、「1株あたり=0.7523ドル」でした。
昨年度の令和2年6月が「1株あたり=0.8386ドル」なので「▼10.09%の増配」となっております。
(0.7523-0.8386)÷0.8386×100%=-10.2909…%
株価が好調中で惜しくも減配という結果になっています。
2021年3月期からは14.60%の増配額
2021年3月は「1株あたり=0.6564ドル」だったので、14.60%の増配額となっています。
(0.7523-0.6564)÷0.6564×100%=14.60999…%
VYMはキャピタルゲインを見込める高配当ETF
直近5年間の株価動向です。
青線がVYMを表しています。
高配当ETFで比較にあげられるHDVとSPYDに比べ、コロナショックのような不況があっても
下落率を小さく防ぎ、かつ株価の回復や上昇力も高いのがVYMの特徴です。
現在も過去最高値を更新しておりインカムゲインを得ながら、キャピタルゲインを狙える防御型の高配当ETFかと思います。
VYM基本データ
VYMは高配当ETFに区分されるETFではありますが、高配当という目線で見ると分配利回りは決して高いとは言えません。
ただ、高配当ポートフォリオを不況に対して多少強くするための調整として投資するといいのかもしれませんね。
設定日が2006年からですし、経費率も0.06%と低コストなため長期保有しやすいETFです。
また、6月末よりSBI証券会社より「SBI・Vシリーズ」としてこのVYMを投資対象として投資信託の運用が始まりますので、ご興味のある方は一度SBI証券を覗いてみてください。
個人的には投資信託は利益が出せていないときにタコ足配当をすることがあるので、投資信託への基本スタンスは分配金の再投資になるかと思いますので、分配金目的であれば本家であるVYMへの投資になるかなぁ、と思ってはいます。
最後に
HDVに続きVYMも今回は前年同月比は減配という結果になりました。
その中でもSPYDだけは前年同月比にて増配だったので一時の減配騒動から見るとあっぱれな実績と言えます。
私は三つ保有しているのでどこかがだめでも他でカバーすればいいや、と思っています。
数々の投資家さんがおススメしていたSPYD・HDV・VYM三つのETFですが、それぞれがそれぞれを補完しているようなはたまたバランスがいいようなそんな気がするポートフォリオになりますね。
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