米国ETFから9月分配金の入金を確認
こんばんは、会社の中間決算に追われているしがない営業マンのいなかのです!
今回は、米国ETFからの9月分配金の入金額を確認していきます。
総投資額が少ないので微量な分配金ですが、少額でもやはり心が躍ります。
米国ETF分配金
SPYD9月分配金
こちらがSPYDの分配金明細書です。
権利確定日までのSPYD保有数が83口でした。
配当金額は21.88ドルですが、税金諸々引いて受取金額は15.77ドルとなっています。
SPYDは6月の分配金と比べ▼27.9%の減配となりました。
HDVの9月分配金
HDVは財務健全性の高い高配当銘柄で構成されている米国高配当ETFのHDVです。
2020年9月期においてHDVはSPYD・VYMの中で一番減配率を低く抑えたETFになります。
HDVはまだ分配金の入金が確認できていないので2020年9月期の分配金額から算出します。
権利確定日までに私は32口保有していたので、
32口×0.8508ドル=27.22ドル
27.22ドルー(27.22ドル×10%)=24.498ドル
24.498ドルー(24.498ドル×20.315%)=19.528ドル
受取配当額19.5ドル辺りの着地かと思います。
HDVは今の推移で進めば今期も年間連続増配を十分に達成できるパフォーマンスを発揮しています。
SPYGの9月分配金
こちらはステートストリート社運用のSPYGです。
S&P500の中からグロース株を厳選して現時点で279銘柄で構成されています。
経費率0.04%と低コストなのも魅力です。
このETFは高配当ETFではないので、受取金額も0.63ドルとなっています。
保有数も8口だけなのでこんなものですね。
このETFは株価上昇によるキャピタルゲインを狙うETFになります。
ETFのVYMと個別株のBP
一枚目が高配当ETFのVYM、二枚目がエネルギーセクターの個別株BPです。
VYMの受取金額は2.56ドル、BPは受取配当額が2.98ドルです。
VYMは高配当でありながらキャピタルゲインも狙える高配当投資家以外にも人気の高いETFです。
BPは英国本拠の石油・ガスの採掘・開発(上流部門)から精製・販売(下流部門)まで一貫して手掛けるスーパーメジャー(大手石油会社の総称)です。
現在配当利回りが6%超となっています。
ですが、BPだけに限らずエネルギーセクターは軒並みコロナショックから立ち直れず今期決算は赤字決算となっています。
BPは営業利益も赤字となっています。つまり、本業で稼ぐことが出来なかったわけですね。
スーパーメジャーの一つなので上場廃止とまではならないとは思いますが、当面の間エネルギーセクター関連企業は低迷期を迎えると予測されます。
また、BPは英国ADR銘柄のため配当金に2重課税がかかっていません。
American Depositry Receiptの略称。
元々は、米国の投資家向けに米国以外の企業に自国通貨(ドル建て)で投資できるように作られたもの。
米国株は通常、受取配当金に外国税として10%源泉徴収されるところ、BPのADRはこの10%が非課税扱いになります。
BPについてさらに補足すると、今後の化石燃料の需要が大幅に減少するレポートを公表しており、
従来の化石燃料から再生可能エネルギーにシフトするのも時間の問題となっていることを警告しています。
コロナからの回復につれ石油の需要も回復はするものの、再生可能エネルギーの台頭化が始まり以前のような需要までは回復しないだろうとの見込み。
スーパーメジャーであろうとこの流れへの対抗策を見出す必要があることをBPは2020年版のエネルギー需要に関する報告書に記しています。
最後に
SPYD→15.77ドル→2,051円
HDV→19.5ドル→2,038円
VYM→2.56ドル→332円
SPYG→0.63ドル→79円
BP→2.98ドル→395円
9月の分配金結果は合計4,895円の着地になりました。
目に見える形で分配金を頂くと嬉しくなりますね。このままいけば、12月は5,000~6,000円になると推測できるので9月と12月の分配金1万円を抱えて諏訪湖旅行が計画できそうです(笑)!
現状、高配当ETFは落ち目になりつつありますが継続して投資を続けます。
また、同じ高配当ETFでも運用方法や構成は全く異なっていますので自分の投資スタイルに合うものを選んで頂くとよろしいかと思います。
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