【BP ADR】を今週中に売却しポートフォリオ追加修正。

こんにちは、いなかのです。


約1年ほど保有していたスーパーメジャーの一角である【BP ADR】をそろそろ売却しようと思います。


1株単価が高額の時に購入していたので、コロナショックを持って大暴落を経験しました。
購入単価のマイルド化のためナンピンを何度か行い平常でプラ転したのと、


3月配当の権利が落ちたのでここらで売却しようと思います。
恐らくまだまだ上がる材料はありますが、対して株数を保有していないので十分です。




BP ADRの保有状態

BP ADRを20株だけ保有し、取得単価は24.98ドルになっており評価損益が現状プラスになっています。



日本時間にて9日12~6時の間に27ドルを越えたら売却しようと考えていたのですが、


出所:グーグルファイナンス

一度も27ドルの壁を越えることなく下落したので、指値価格をもう少し下げて様子をみることにします。


昨日はエネルギーセクターだけではなく、全体的に特にハイテクグロース株が大きく下落したようです。



逆に高配当ETF関連とバリュー株ETFは上昇してるんですよね。
高配当ETFへの追加投資のタイミングをずっと計っているのですが、中々希望の値まで落ちてきませんね。
このまま今年度は上がり続けるのであれば、しっかりチャートみて今のうちに投資をするのもありですね・・・。




ADRとは?

米国預託証券は、米国の金融市場において非米国会社の株式の円滑な売買取引等を目的とした預託証券

引用:wikipedia

ざっくり簡単に言うと、米国の株式市場を通して第三国の企業に投資ができるようにした仕組みのことです。


米国株式市場にて購入できるシステムになっているのでドルを利用して購入できるわけです。


このADRを通すことでその第三国企業の株式を保有していることと同義であり、通常であれば購入するのが困難な国々の企業へも米国株式市場を通して購入することが出来るという事です。




今回私が売却しようと考えている【BP ADR】もその一つになります。




BP ADRは配当に対する外国税10%が非課税

BP(旧称:British Petroleum/ブリティッシュ・ペトロリアム)は、英国本拠の石油・ガスの採掘・開発(上流部門)から精製・販売(下流部門)まで一貫して手掛けるスーパーメジャーです。



通常外国からの配当金には外国税と国内税の2重課税が適用されるのですが、BP ADRは配当金に対し外国税10%の部分が非課税になっています。



そのためアーリーリタイヤを目指す投資家からは月々の不労所得を作るため投資先へ選定されることがある企業です。


ただし、スーパーメジャーとはいえエネルギーセクターですので、原油・石油価格の上昇や原油流出リスク、
世界的に旧エネルギー脱却といった、株価に大きな影響を与えるリスクが多くあり



あくまでポートフォリオの一部程度に留める方針が一般的かと思います。




最後に

ハイテクグロース株の大きな下落を受ける前に何とか売り切れたSPYGとBP ADRの売却金の方針が固まっていません。


高配当ETFの下落時に仕込む資金として貯めておくか、短期トレードの勉強金として利用するか悩んでいます。


ざっと見積もって約1100ドルですので最悪無くなったとしても大きな痛手ではないと考えて、より緻密な企業分析を強制的するように短期売買用に使おうと検討中です。


さて、BPを今週中に売却したい値で売却できればいいのですが・・・。



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↓分配金をグラフ化してみました。