【IXG】iシェアーズ グローバル金融 ETFは世界の金融株に投資ができるETF
こんにちは、いなかのです。
今回は、世界の金融セクターに投資をすることができるETF【IXG】について紹介していきます。
ヘッジファンドの投資傾向として、昨年あまりにも資金流入の無かったセクターへの投資を検討する傾向にあるそうです。
そのため、昨年度資金の流出が目立ったセクターに一つ金融ETFについて今のうちに確認しておきたくなりました。
【IXG】iシェアーズ グローバル金融 ETFとは?
運用会社:ブラックロック
名称:iシェアーズ グローバル金融 ETF
ベンチマーク:S&P Global 1200 金融
直近配当額:0.604017ドル
決算月:6月、12月
過去12ヶ月分配金利回り:2.17%
組入銘柄数:191
経費率:0.46%
純資産:390億円
設定日:2001年11月12日
iシェアーズ グローバル金融 ETF は、金融セクターのグローバル株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指しています。
主に世界各国の銀行、投資ファンド及び保険を含む商業もしくは個人向け金融サービスの提供を行う企業へ的を絞り投資をすることができます。
世界各国の特定のセクターへ絞り込む必要があるため、経費率は0.46%と高めになっています。
純資産額390億円と他米国籍ETFと比べると心もとない数値ではあります。
S&P Global 1200 金融とは?
「S&P Global 1200 金融」はS&P グローバル 1200株価指数という、先進国と新興国を含む約30か国からなるインデックスの中から金融業に着目した指数になります。
大本のS&P グローバル 1200株価指数は各国市場の時価総額70%以上をカバーする指数になります。
国際比率
IXGは世界の金融企業に投資ができるとはいえ米国比率が49.50%を占めています。
金融業界は他国の金融企業と密接に関係しているため、他国へもバランスよく分散出来るのがIXGの売りですね。
上位構成銘柄
上位10社にて比率が28.87%になっています。
またここに上がっている企業は全て世界各国の主要な金融企業になります。
バークシャー・ハサウェイやJRモルガン・チェース・アンド・カンパニー等は他ETFでも見かける企業ですね。
業種比率
銀行業が一番高いですね。
銀行業には中央銀行や、信託銀行等も入ってきます。
各種金融等に、投資ファンドや個人向け金融サービス企業が入ってきますね。
トータルリターン
IXG・・・ブラックロックの金融セクターETF
XLF・・・ステートストリートの金融セクターETF
VFH・・・バンガードの金融セクターETF
IVV・・・ブラックロックのS&P500ETF
IVVを除いてどれも金融セクターETFですが、ベンチマークが異なっています。
トータルリターンに差があるのか比べてみました。
S&P500連動ETFのIVVを用いたのは金融セクター自体のパフォーマンスがどんなものなのか計るためです。
5年間のトータルリターン比較
上の図は2015年2月から2021年2月までのトータルリターン比較です。
同じ金融セクターETF同士であっても明確なパフォーマンスの違いが出ていることが分かりましたね。
ステートストリートのXLFとバンガードのVFHに比べIXGが大きく劣る結果となりました。
次に直近1年間の株価推移を見た後に、三つのETFの主な違いを見ていきます。
直近1年間の株価推移
直近1年間の株価推移です。
僅かな差ですが、ここでもIXGは他2つより低い上昇率となっています。
恐らくベンチマークの違いに大きな理由があるものと思います。
例えば、直近10年間は圧倒的に米国市場の独断場だっただけに米国株式比率の高いETFが大きなリターンを得ているんですね。
他社の金融セクターETFとの違い(インデックス)
各金融セクターETFの早見表を作りました。
IXGはブラックロックが運用し、米国だけではなく世界各国の金融セクターに投資ができることが特徴です。
XLFはS&P500内の金融セクターに投資ができるETFになります。
VFHは米国株式市場の中の金融セクターに投資ができます。
それぞれ全く異なるインデックスをベンチマークとしていますので、自分の目的に合ったETFを選びましょう。
ただし、純資産という部分で言うとIXGはやや心配ではありますので、景気敏感株である金融セクターに比較的安心して投資をしたい場合は、XLFかVFHになりそうです。
まとめ
①IXGは全世界の金融企業に投資ができるETF
②経費率0.46%と高く、純資産390億円と小規模
③他社金融セクターETFに比べパフォーマンスが劣る(米国比率の関係上)
世界各国の金融セクターに投資ができるIXGですが、経費率が046%かつ純資産額390億円であるため長期保有向けではないかもしれません。
金融セクター自体はコロナショック前まで株価が回復しており、これから先各国の金融政策次第で日の目を浴びる可能性もあります。
他セクター動向を探ることで自ポートフォリオの見直しに役立つこともありますので、今回IXGを話題に挙げて見ました。
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