市場と適度な距離感を保つには米国市場投資【VTI】か、全世界投資【VT】か

こんにちは、いなかのです。



米国大統領選挙も佳境に入り、ほぼバイデン氏に決まりました。



今回の米国選挙を受けて市場への影響は予測のしづらい状況となっています。
やや不安定な市場状況の中で個人が安心して生活できる投資市場との適度な距離感を保つことが個人投資家には重要であり、



人によってはポートフォリオの見直しを図る方もいらっしゃるでしょう。


今回は、投資による資産形成にて資産のコア部分にでき、米国市場に投資ができるファンドと全世界に投資ができるファンドを再度紹介していきます。





米国市場に投資ができるファンド

大統領が代わり新たな政策が始まったとしても、米国を中心に今後も成長していくと考える方は米国市場への投資がポートフォリオの中心になるかとおもいます。




バンガード社のETF【VTI】

言わずもがなバンガード社の大人気ETFの【VTI】です。


こちらは総経費率0.030%という低コストで米国株式市場に上場する小型株~大型株を含む約3500銘柄に投資ができるETFです。

純資産も17.5兆円に上りETF全体の中で第二位の純資産を誇っています。




今後も米国が大きく成長すると見越している方には選択肢に入るETFです。





VTIに投資をする投資信託

米国ETFである【VTI】は上場しているため株式のように1口からの購入になります。


そのため、約180ドルのVTIは1口約19000円からしか購入ができません。
また、購入の際に円からドルに換えないといけない煩わしさがあります。


そこで、VTIを直接買い付けをする「楽天・全米株式インデックス・ファンド:通称 楽天VTI」を利用するといいかと思います。(※楽天とついてますが、SBI証券でも取り扱っています)


投資信託であれば自分の好きな金額から購入できるため、将来を見越して資産形成がしやすいです。



その分コストはかかりますが、ネット証券を通せば楽天VTIは総コスト0.162%と投資信託の中では非常に低コストです。





全世界に投資ができるファンド

大統領が代わったとして、政策だけでなく外交関係も変化していくと考えられます。
今迄のようにはいかず、米国が落ち込む相場もありえると考える方には全世界への投資が比較的安心してポートフォリオのコアにできると思います。



バンガード社の【VT】

VT】は全世界に投資ができるということで総経費率は0.08%ですが、それでもETFの中では破格の低コストになっています。



先進国と新興国の両方を含む株式約8800銘柄に投資をすることができます。つまりこれ一つで全世界に投資をしていることと変わりません。




純資産は1.5兆円とVTIに比べると少なく感じますがそれでも十分な純資産になっています。バンガードは定期的にコストの見直しを行い、今後一層純資産の増加が見込めればコストの見直しが入るかもしれません。




【VT】に投資ができる投資信託

VTを直接買い付けをする投資信託「楽天・全世界株式インデックス・ファンド:通称 楽天VT」があります。


こちらもコストは本家のVTに比べると高くなりますが、0.212%ですので投資信託の中では十分低コストになっています。





VTやVTIに頼らず自分でポートフォリオを作成

VTや楽天VTを通せば簡単に全世界に分散投資をすることができますが、複数のファンドを持つことで全世界に分散投資をすることもできます。



たわらノーロードシリーズというものがあるのですが、例えば「たわらノーロード先進国株式」と「たわらノーロード新興国株式」の両方に投資をすれば同じように全世界に分散投資をしていることになります。

メリットは調子の良い市場のリターンを得ることができる点と、大まかに優位市場の把握ができること。


デメリットは投資先が重なる可能性がある点と、コストがかかることです。






また、米国市場成長のリターンを大きく授受したい方は、S&P500のような米国市場により集中して投資ができる【VOO】や「SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド:愛称:SBI・バンガード・S&P500」も投資先に入ってきますね。







新大統領の政策に合わせる

これもまた一つの手段にはなると思います。

トランプ氏は気候変動に関する政策には基本的に後ろ向きです。しかし、バイデン氏は再生可能エネルギー、クリーンエネルギー等のインフラに4年間で約2兆ドルの投資を行う環境政策を発表しています。


これを見て、クリーンエネルギーファンドに投資をするのもありかもしれません。



また、細かい部分は違えどバイデン氏もトランプ氏も巨大IT企業の解体、ソーシャルメディアへの規制に前向きな考えを持っています。


ハイテクトレンドが続くか、衰退するかの分岐点がやってきそうです。



このように両者の政策に合わせて投資先を選定するのはハイリターンを狙えはすれど、非常に困難とも言えます。


個人的には不安定な状況禍で投資市場との適切な距離を保とうと思うと限定的な投資先は合わないと感じます。




まとめ

1.今後も米国市場の成長に期待するなら【VTI】などの米国株へ

2.世界全体へリスク分散を行いたいなら【VT】のような全世界株式へ

3.適度な距離を無視して限定的な分野へ投資するか



一流の投資家でも先を当てることは困難なことと聞きます。
サラリーマンである私たちが投資市場に目を向ける時間は限られています。


不安定な状況で冷静でいられる適度な距離を常に保つことが重要であります。



ポートフォリオに答えはありませんが、自分の納得のいく分散や投資先になっているかだけは確認しているといいかもしれません。



私もなんだかんだ初めての投資先に選んだ、たわらノーロードの先進国株式とたわらノーロード新興国株式ですが、どんな状況がきても比較的安心して市場を眺めていられるので結果オーライとなってます。





関連記事

↓トービンの分離定理から習う適切なポートフォリオとは?


↓直近のパフォーマンスはハイテク投資ファンドを超えています。バイデン氏が入選後どのようなリターンとなるか要注目です。