【SPYD】令和3年6月分配金は対前年同月比+9.07の増配も3月期からは大きく落ち込む
こんにちは、いなかのです。
ステートストリートの高配当ETF【SPYD】も6月分配金実績が発表されましたので、
紹介していきます。
SPYD分配金実績
対前年同月比+9.07%
SPYDの令和3年6月分配金実績は、「1株あたり=0.398912ドル」でした。
昨年度の令和2年6月が「1株あたり=0.365715ドル」なので「9.07%の増配」となっております。
(0.398912-0.365715)÷0.365715×100%=9.0772…%
2枚目の図を見て頂くと分かります、SPYDはコロナショック中の2021年3月も増配しており今回も対前年同月比にて連続増配を記録しました。
2021年からは株価上昇も好調でありキャピタルゲインも発生させている高配当ETFになります。
2021年3月期からは▼37.29%の分配金額の差
一般的には対前年同月比や対前年比で見るものですが、一応前回からどれくらい上がったのか落ちたのか念のため見てみましょう。
2021年3月期の分配金は「1株あたり=0.636159ドル」になります。
そのため、減配率でいうなら▼37.29%の減配という結果になっております。
(0.398912-0.636159)÷0.636159×100=-37.2936…%
コロナショック時によく見た減配率や、株価下落率ですよね。
何か慣れてしまいました。
一応前回からはこのぐらいの減配というか分配金額に差があることがわかりました。
SPYD 2021年6月基本データ
SPYDはS&P500構成銘柄の内、配当利回りの高い約80銘柄に均等分散するETFになります。
高配当ETFの中では珍しくREITを構成銘柄に採用しておりそれも20割超の高水準で保有しています。
米国の高配当ETFの中でも最高水準の配当利回りを持ち合わせており、2015年運用開始と
まだまだ運用実績の浅い事が特徴のETFです。
株価動向
SPYDの5年間の株価変動です。
コロナショック時に大きく暴落し回復も遅かったSPYDですが、2021年からは特にREIT市場が好調により過去最高値を更新しているのがSPYDになります。
配当利回り
配当利回りは3.4%~9%いくこともありますが、基本的には4%前後を推移している印象です。
ブラックロックの低コスト高配当ETFの【HDV】よりも高い配当利回りを算出しているので、まとまった分配金を得やすく目的に合わせた不労所得を作るのに利用されやすいETFかと思います。
まとめ
・対前年同月比+9.07%の増配
・前回からは▼37.29%の分配金額差
・平均利回り4%前後
コロナショック時は大きく減配したこともありますが、4.3%辺りは配当利回りを見込めるのでやはり目的に合わせたインカムゲインを得られそうです。
ただし、市場動向に大きく左右されるETFなのは間違いないので、高配当を意識しつつも下落が心配な方は他社の高配当ETFの【HDV】や【VYM】のようなものにも比重を置くといいと思います。
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