SPYD、HDV、VYMの6月分配金決定。各ETFの基本データ紹介
こんにちは、いなかのです。
6月といえば米国ETFの配当金が入る月です。
現在保有中のSPYDとHDVとVYMからの配当金が入るので楽しみです。
・SPYDは2020年6月の分配金1株辺り$0.3657に決定
・HDVは2020年6月の分配金1株辺り$0.8795に決定
・VYMが2020年6月の分配金1株辺り$0.8368に決定
SPYDは予想されていた通り減配という結果になりました。
前回比でー7.7%、前年同月比でー20.8%の着地です。
構成銘柄に減配、無配が決定した銘柄が10銘柄以上あったので仕方がないですが、
SPYDの分配金が思ったより減配されてなくて安心しました。
5月ごろにインデックスの構成銘柄が80→70に変更になったため
SPYDも70に変更になっていることと
7月にリバランスが行われるので9月の分配金がどうなるかは要注目ですね。
HDVは前年同月比から17.2%も増配しています。
コロナショックでディフェンシブな特徴を見せつけてくれたので高配当ETFの中核を担うようになるのではないでしょうか。
VYMも前年同月比どころか前回からも増配しております。
VYMは分散が効いており高配当でありながら資産を守りやすいのは嬉しい魅力です。
またコロナショックを経ても増配していることは投資家にとって最大のプラス要素になってきますね。
SPYD基本データ(リンクから)
以前までは構成銘柄が80数だったのですが、ベンチマークであるS&P500®高配当指数の
構成銘柄が80から70へ変更になったためSPYDも70に変更になっている点に注意です。
後は年二回1月と7月にリバランスといって組入れ銘柄の入れ替えや資産配分の調整を行います。
また構成銘柄に均等に資産配分するようにポートフォリオを組んでいるのもSPYDの特徴の一つになります。
HDVの基本データ
HDVのベンチマークであるモーニングスター配当フォーカス指数は、米国市場において財務の健全性が高く、かつ持続的に平均以上の配当を支払うことができると認められた「利回り上位75社の銘柄」で構成されています。
故に高利回りでありながら高い安全性を実現しています。
また、HDVは年に4回のリバランスを行っているため、銘柄の入れ替えが多く売買回転率が高いのも特徴です。
VYMの基本データ
VYMの最大の特徴は構成銘柄400数と非常に分散が効いている点にあります。
また、VYMのベンチマークであるFTSEハイディビデンド・イールド・インデックス」は米国株式市場における高配当利回りの銘柄を対象にし、REIT(不動産)は除外されています。
構成銘柄は一定以上の流動性を持つ米国の大型から小型銘柄の中で、REITと今後1年先まで配当が無配の銘柄を除外した上で、残りの銘柄から配当利回りの高い順に選定されています。
SPYDとHDVに利回り劣りますが分散が効いておりよりディフェンシブなETFになります。
最後に
高配当ETFの魅力は定期的に安定した収入を得ることができる点にあります。
ただしキャピタルゲイン+インカムゲインを考慮したトータルリターンという面で
高配当はトータルリターンが低い結果になりやすいデータもありますので
自分の投資スタイル、投資目標に合わせた銘柄を選ぶようにしてください。
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