HDVの2020年12月分配金実績は9月から8.5%の増配にて着地
こんばんは、いなかのです。
ブラックロック公式HPよりHDVの12月分配金実績が発表されていたので確認していきましょう。
HDVの12月分配金は9月から増配となる
こちらはHDVの4半期毎の分配金実績となります。
2020年12月14日が権利落ち日になっているため、前営業日である11日が分配金をもらえる権利を得る最後の機会だったわけですね。
12月分配金の数字をみると、「$0.923235」となっています。
9月分配金実績が、「$0.850765」のため、
12月は9月と比べて(0.923235ー0.850765)÷0.850765×100%=8.5182…%の増配となりました!
ちなみにHDVは6月から9月の分配金実績は、▼3.3%の減配実績となっていますが、これは個人投資家の間人気の高配当ETFであるSPYDやVYMに比べ圧倒的に低い減配率になっております。
HDVの前年同月比の分配金実績を確認
HDVの2020年12月の前年度というと、緑線を引かせていただいた2019年12月16日の「$0.778998」の部分になります。
早速比べてみますと、
(0.923235ー0.778998)÷0.778998×100%=18.515…%
つまり、HDVは前年同月比で約18.5%も増配したことになります・・・!これは凄い・・・。
2019年度対2020年度は約11.8%の増配にて着地
2019年
3月+6月+9月+12月=3.208827・・・①
2020年
3月+6月+9月+12月=3.567859・・・②
(②-①)÷①×100%=11.1888…..
HDVの2020年分配金実績は、2019年から11.8%の増配で着地となりました。
これはHDVの小数点第二位以下を切り捨てた5年間の分配金実績となります。
一番右が年間の分配金実績となります。
青〇と緑〇はまだ反映されていないことを指しています。
青〇→0.92 緑〇→3.56となりますので、HDVは5年間毎年増配していることになります。
コロナショックはさておき、HDVは減配する月はあっても年単位ではしっかりと増配している信頼を置ける高配当ETFということが分かります。
最後に
年単位で増配して着地するだろうなとは思っていましたが、まさかここまで増配するとは思っていませんでした。
私の職業柄「財務健全性」というワードは非常にキーとなる言葉でして、そういった面もありHDVは高配当ETFの中で一番好きなETFでした。
次はVYMやSPYDの分配金も続々発表されていくと思いますので、皆さんと見ていけたらと思います。
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